田舎の梅農家 プラムハウスふなやま
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6月
夏 夏の南部川村
6月上旬
6月4日から小梅の収穫を始めました。毎日早朝4時より家族総出でがんばってます。収穫した小梅はふなやまの小梅干しにするために漬け込んでおります。次に梅酒用青梅、古城(ごじろ)の収穫を予定してます。主力の南高梅の収穫はもうしばらく先になります。
今年最初に採れた小梅
今年一番に採れた小梅です。
収穫作業
この黄色いカゴがいっぱいになるまで
取ろうとすると、結構時間と労力がかかります。
6月中旬
6月15日から南高梅収穫用ネット張りを始めました。梅園に収穫用ネットを張ります。これは南高梅は収穫適期(完熟期)が短いため収穫適期後半には梅の木から実が落ち始めます。だから、手間のかかる手もぎ収穫では収穫仕切れない南高梅園が出てきます。そこで、これらの南高梅園に収穫用ネットを張り、完熟した南高梅が落ちるときに傷や汚れがつかないように収穫するためです。もちろん、ひろった梅は洗浄システムで洗浄処理した後、梅干しにします。 この時期(6月18日)、ここ南部川村近辺の学校では「梅取り休み」(一日勤労体験学習)があり、学校が生徒に「家の手伝いをしなさい」と学校を休みにしてくれるありがたい制度です。この時期はどの農家も忙しいので、子供達がガンバってくれて本当に助かりました。
ネットを張ります
完熟して落ちてきた梅に汚れや
傷がつかないよう梅園一面にネットを張ります。
一つずつ手で採ります
梅の実にキズがつかないよう、
とても気を遣いながら取っています。
子供達も手伝ってくれました
子供達もガンバってくれています。
(一日勤労体験学習日)
選果作業
選果しているところです。
6月下旬
6月は梅の収穫時期ですが、一番の難点は梅雨ということです。雨の日でも、カッパ(レインコート)を着て収穫しますが、これがまた蒸し暑くてとても大変なんです。 しかし、今年も豊作だったのがうれしい限りです。ずっと世話してきた梅が出荷されるときはやっぱりうれしいモノです。
雨の日は・・・
雨の日はカッパを着ての収穫になります。
蒸し暑くてとても疲れます。
たわわに実った南高梅
収穫時期をむかえた完熟南高梅、
今年も豊作です。
これから出荷されます
南高梅(2L,10kg)
収穫した南高梅はダンボール箱に入れ
JAみなべ農協に出荷します。
   
7月
7月上旬
6月から続いている梅の収穫作業ですが、それにともなって収穫した南高梅の中でも良質のモノだけを漬け物用のタンクに漬けていきます。このあたりの作業は、ご家庭で梅干しを漬けるときとほぼ一緒なのですが、やはり大量に漬け込めるためより美味しい梅干しが出来上がります。
梅をタンクに漬けていきます
収穫用ネットで収穫した南高梅をその日のうちに、
洗浄、選果選別し良質の梅だけを
漬け物用タンクに漬け込みます。
順番に漬け込みます
南高梅、塩、南高梅の順に繰り返し漬け込み、
塩は上にいくほど多く入れます。
塩を全部上にのせます
残った塩は全部上にのせます。
(塩分量は18%です)
白梅酢が上がってきました
数日で徐々に塩が溶け澄んだ
白梅酢がたっぷり上がります。
後は中ぶたをし重石をのせます。
7月中旬
漬け物用タンクに漬け込んでいたところに中ぶたをして、おもし(自然石)をのせ、上ぶたをすれば漬け込み作業が全て完了です。あとは白梅酢と梅干しがなじみ合うまで、 しばらく待ちます。
以前収穫用ネットで収穫している時に、双子の南高梅を見つけました。 これも普通の梅と同じようにいっしょに漬け込んでみたので、どのような梅干しになるのか楽しみです。また梅干しになった姿も披露したいと思います。
中ブタとおもしを置きます
中ぶたをし、おもし(自然石)をします。
双子の南高梅
双子の南高梅です。
7月下旬
ふなやま家の家庭菜園では、無農薬で赤じそを育てていますが、これが「しそ梅」「かつお梅」の材料となります。 その赤じそを収穫してアクを抜きます。赤じそに塩をなじませながらもんでいくと濁った紫色のアク汁が出てきます。 両手できつく絞ってそのアク汁を捨てます。この作業を2回繰り返してアク抜きは終了です。 アク抜きをした赤じそをかるくほぐして、白梅酢(7月中旬で紹介)を加え さらにもみほぐすと白梅酢が目もさめるような鮮紅色に染まります。
無農薬の赤じそ
ふなやま家の家庭菜園に育った無農薬の赤じそ。
赤じそのアクを抜きます
赤じそのアクを抜きます。


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